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DX PROMOTION

株式会社LadyOn DX推進方針

現場の知見を会社のデータ資産に変え、
データに基づく継続的な改善と顧客価値向上を実現する。

MESSAGE

[ 代表挨拶 ]

株式会社LadyOnは、法人のお客様を中心とする太陽光関連事業を主力事業としています。太陽光関連の業務では、案件ごとに工程、資料、現場写真、設備情報、点検・保守履歴など多くの情報が発生し、その情報を正確かつ迅速に共有・活用できることが、業務品質とお客様への対応力に直結します。
当社では現在、取引先から付与されたLark等を通じて案件資料や日程を共有し、社内でもクラウド上に情報を保存するなど、デジタルツールの活用を進めています。一方で、情報が取引先の仕組みや担当者ごとに分散しやすく、現場で得た知見を自社の資産として十分に蓄積・再利用できていないことを課題と認識しています。
私たちが目指すDXは、単に新しいシステムを導入することではありません。現場で蓄積される経験とデータを会社の資産として残し、誰が担当しても必要な情報にたどり着ける状態をつくり、業務改善、再発防止、顧客提案、経営判断に活用できる会社へ変わることです。
代表取締役として、DXを経営課題として位置づけ、優先順位と投資判断を主導します。現場の実態に合う小さな改善を積み重ね、成果と課題を定期的に確認しながら、データを活かす企業文化を定着させてまいります。

株式会社LadyOn 代表取締役 清水 侑

Direction

[ 経営ビジョン・ビジネスモデルの方向性 ]

経営ビジョン

現場の知見を会社のデータ資産に変え、データに基づく継続的な改善と顧客価値向上を実現できる事業運営へ転換します。

データ・デジタル技術の進化を踏まえたリスクと機会

クラウド、データ連携、分析技術等の進化により、離れた場所でも同じ情報を共有し、過去の案件・設備・保守情報を次の判断に活用できる環境が整っています。これは、少人数の組織でも業務品質を維持しながら事業を拡大する機会です。一方で、情報が取引先の管理基盤や特定の担当者だけに偏る状態は、引継ぎ、ノウハウ継承、事業継続、顧客対応の面でリスクとなります。当社はこの変化を機会と捉え、自社が主体となってデータを管理・活用できる経営基盤を整備します。

ビジネスモデルの方向性

法人向け太陽光関連事業において、案件情報、設備情報、工程、現場写真、点検・保守履歴、不具合・対応履歴等を案件単位で蓄積し、報告の標準化、初動対応の迅速化、再発防止、顧客への改善提案に活用します。個人の経験や外部の管理環境に依存しやすい運営から、組織として知見を蓄積し、継続的に再利用できる運営へ転換します。将来の新規事業や遠隔拠点にも共通の管理思想を展開し、事業が拡大しても管理品質を維持できる事業基盤を構築します。

STRATEGY

[ DX戦略 ]

上記の経営ビジョンを実現するため、現在のデジタル共有を出発点として、「自社でデータを持つ」「共通ルールで蓄積する」「データから改善と提案を生み出す」という段階的な変革を進めます。

柱

テーマ

DX戦略とのつながり

1

自社データ基盤の構築

案件、工程、資料、写真、連絡事項、設備・点検・保守情報等について、保存場所、命名、更新、権限のルールを標準化し、自社が継続して管理できる共通基盤へ移行します。

2

太陽光関連事業のデータ活用
案件番号等をキーに設備・点検・保守・不具合・対応履歴を蓄積し、過去事例の検索、報告の標準化、再発防止、対応優先度の判断、法人顧客への改善提案に活用します。

3

新規事業・遠隔拠点への展開

今後の新規事業や遠隔拠点にも、共通するデータ管理、権限管理、情報保全の考え方を適用します。本社から状況を把握できる運営基盤を段階的に整備し、事業ごとの情報分断を抑えます。

ORGANIZATION

[ DX推進体制・デジタル人材の育成 ]

DX戦略を継続的に実行するため、経営者が主導し、現場・管理担当者が参加する小規模企業に適した推進体制を構築します。

  • 代表取締役を実務執行総括責任者とし、DX方針、施策の優先順位、投資判断、成果レビューを主導します。
  • 社内にDX推進担当者を置き、KPI集計、アカウント・権限管理、運用ルール、課題整理、教育手配等を担います。
  • 現場・管理担当者は、標準化した入力ルールに基づくデータ登録と活用、改善提案を担います。
  • 専門性が必要なクラウド設定、データ連携、情報セキュリティ等は外部専門家・サービス提供者も活用します。
  • 全従業員を対象に、クラウド利用、データ入力・活用、情報セキュリティ等の基礎教育を継続します。3年後を目安に、事業側でDXを推進できる中核人材2名以上の育成を目指します。

FRAMEWORK

[ ITシステム・データ活用環境の整備方針 ]

DX戦略を実行するため、次の方針でIT・デジタル環境を整備します。

  • 自社が継続して利用・管理できるクラウド型の案件・資料共有環境を整備します。
  • 案件、顧客、設備、点検・保守、写真等の管理項目と保存ルールを標準化し、検索・再利用しやすい状態にします。
  • 利用者ごとのアカウントとアクセス権を管理し、異動・退職時に速やかに変更できる運用を整えます。利用サービスが対応する場合は多要素認証等を活用します。
  • 重要データはバックアップやエクスポート手段を確保し、特定の担当者や単一サービスへの依存を抑えます。新たなサービスを選定する際は、CSV・API等によるデータ移行・連携のしやすさも確認します。
  • DX関連費用は単なるITコストではなく、業務品質・顧客価値・データ資産化・新規事業を支える投資として評価し、年度ごとに優先順位を定めて予算を配分します。

DX Strategy

[ DX戦略 ]

上記の経営ビジョンを実現するため、現在のデジタル共有を出発点として、「自社でデータを持つ」「共通ルールで蓄積する」「データから改善と提案を生み出す」という段階的な変革を進めます。

TARGETS

[ 3年後の目標と成果指標 ]

DX戦略の達成状況を把握するため、進捗指標だけでなく、データ活用が実際の業務改善や顧客提案につながったかを確認します。基準値が未把握の指標は2026年度に測定し、その後の改善状況を継続的に確認します。

指標

現在地

3年後の目標

DX戦略とのつながり

対象案件の共通基盤管理率

2026年度に基準値を把握

2028年度までに100%

情報分散を抑え、自社に知見を蓄積

点検・保守記録の標準フォーマット利用率

2026年度に基準値を把握

2028年度までに100%
過去事例の検索・再発防止・提案に活用
データを起点とした改善・顧客提案件数
基準値を把握
2027年度以降 年2件以上
データ活用を顧客価値・業務変革へ接続
定型報告・集計業務の作業時間

2026年度に基準値を把握

基準年度から継続的に削減
情報集約・標準化による実務効果を確認
DX改善・トライアル実施件数
個別対応
2027年度以降 年2件以上

小規模な試行から改善を定着

経営者によるDX施策レビュー

準備中

原則 四半期ごと

KPI・課題を基に戦略を継続見直し

roadmap

[ 3年間の推進ロードマップ ]

DX戦略の達成状況を把握するため、進捗指標だけでなく、データ活用が実際の業務改善や顧客提案につながったかを確認します。基準値が未把握の指標は2026年度に測定し、その後の改善状況を継続的に確認します。

時期

重点テーマ

DX戦略とのつながり

2026年度

基盤整備
データ・IT資産の棚卸し、保存・命名・権限ルールの整備、DX推進体制の決定、KPI基準値の把握、情報セキュリティ対策の整備情報分散を抑え、自社に知見を蓄積

2027年度

活用・改善
案件・設備・点検保守情報の標準運用、定例KPIレビュー、データを起点とした改善・顧客提案、DX改善・トライアルの実施

2028年度

定着・展開
対象案件・点検保守記録の標準化100%を目指し、新規事業・遠隔拠点への管理思想の展開、顧客・取引先との対話を踏まえた継続改善

REVIEW

[ DX戦略の評価・見直し ]

代表取締役の主導のもと、原則として四半期ごとにKPI、現場の課題、顧客・取引先からの意見、IT・デジタル技術の動向、情報セキュリティ上の課題を確認します。少なくとも年1回、経営ビジョンとの整合性とAs-is/To-beのギャップを確認し、必要に応じてDX戦略、施策、KPI、投資配分を見直します。

security

[ 情報セキュリティ ]

DXの推進に伴い取り扱う情報が増えることを踏まえ、情報セキュリティを経営上の重要課題として位置づけます。顧客情報、従業員情報、案件・図面・写真、設備・保守データ、認証情報等の重要情報を適切に管理し、アクセス権、パスワード、多要素認証、バックアップ、外部共有、事故対応等の対策を継続的に改善します。別途「情報セキュリティ基本方針」を定め、全従業員への教育と定期的な見直しを実施します。

DIALOGUE

[ ステークホルダーとの対話 ]

本DX推進方針と成果指標を当社Webサイトで公表し、進捗や見直し内容を必要に応じて更新します。また、顧客、取引先、従業員、外部パートナー等との対話から得た課題や要望を、DX施策や事業運営の改善に反映します。

本方針の承認・公表

本方針は、当社の意思決定機関において承認の上、公表します。

2026年8月25日

株式会社LadyOn 代表取締役 清水 侑